ブロックチェーンについて再考する(2)
今年1月、ブロックチェーンについて再考する、というポストを書きました。しかし、ごく一部の内容に限ってのみ記していたので、内容としてはかなり不十分でした。その後、半年ほど前の事になりますが仕事の一部としてもう少し広めに調査する機会があり、そちらの調査内容をワーキングペーパーとして公開しました。
かなり限られた時間の中でリサーチしたので(言い訳がましくて申し訳ないですが、実際私の認識としてはそうです)まだまだ不十分なものですが、論点としていくつか大事なところに触れられたのではないかなと思っています。つまり、
- ブロックチェーンと呼ばれているシステムには様々な形式があり、一言で「ブロックチェーン」と呼ぶには無理がある。
- それぞれがどの様な思想で、どの様な実装で実現されているかを理解する必要がある。
- その際、近視眼的に「特定の実装のみがブロックチェーンである」といった様な視点で見るのではなく、古くから議論されてきた分散システムや非対称暗号の活用形態として捉えると、より深く理解できる。
といった事です。詳細は、下記リンクよりご参照下さい。
Japan Digital Design Working Paper Vol.1 「ブロックチェーン」という概念のリファクタリング
何か間違いやご意見などありましたらコメントなどして頂ければと思います。